カテゴリー別アーカイブ: 八丈島

牛相撲

私たちの演奏を見て下さり、お声をかけて下さる方。
日本の高度経済成長期、八丈島が東洋のハワイと呼ばれていた頃、新婚旅行などで島へ行った時のお話を聞かせて頂く事があります。

八丈島と言ったら、黄八丈が有名。
黄八丈の着物を眺めながら、懐かしそうに顔をほころばせる。

黄八丈をきっかけに昔を思い出し、当時の話を聞かせてくれる。
新婚旅行であれば、おそらく65歳から上の年代の方たち。

島の産業、観光、暮らし、そして島の芸能について。
当時を知る方たちのお話は非常に興味深いです。
私は、東洋のハワイと呼ばれていた頃の八丈島について、深く知りたいと思っています。

 

牛相撲

八丈島みやげのハンカチ
牛角力の様子が中央に描かれている。

八丈島の観光の一つとして牛相撲が話題にのぼります。
牛相撲は江戸時代の頃から行われていた伝統行事。

下の写真はやたけの寝覚草(鶴窓帰山著1848年)
八丈太鼓の文献で一番古いとされている。
盆中、牛が角をぶつけ合っていた様子が描かれています。

やたけ

やたけの寝覚草(鶴窓帰山著1848年)に書かれている挿絵。
盆中、太鼓が叩かれ人々が踊る。
そして牛相撲が行われていたのが描かれている。

 

名物だった牛相撲も観光客の減少や後継者不足で廃止になった。
おそらく1980年代までは行われていたと思われます。

大相撲と同じく番付で牛が格付けされ、最後には横綱が現れる。
大きな牛が思い切り、ドカーンと角を突き合わせる。
ドカーン!!熱き戦い!とても迫力が有ったそう。

 

黄八丈 推薦図書

八丈島の郷土芸能 について 書かれている 本は いくつかあります。

島の芸能 と 暮らしとは密接に結びついており、歌の数々は お祭り や 祝いの席 で 歌われたり、労働歌である事が多いです。

昔の 島の出来事を 綴ったものや 写真や 資料からは、人々のその 暮らしぶりを 知ることができ、その 暮らしの中 にある 八丈島の郷土芸能 、背景となる 要素を知ることができる。

その中でも、とても 勉強になった 本を 紹介したい と思います。

これらはアマゾンなどでも購入できます。

八丈の湯と絹と踊り-開発の記録- 昭和52年7月 磯崎八助著 A5

著者は 八丈島の 政治 ・ 経済 ・ 産業等 、あらゆる面に わたって活躍し 、 多大の 功績を 遺して 八丈島の 元老と いわれた人であり、この本は 著者が 生涯を通して もっとも心を砕いた 温泉 ・ 黄八丈 ・ 樫立踊 、あるいは産業 ・ 工事 ・ 団体等 、 老後に 回想 記録したメモを、その子息たちが 整理編集した 極めて 貴重な 文献。

八丈の湯と絹と踊り-開発の記録-

八丈の湯と絹と踊り-開発の記録-

本場 黄八丈

黄八丈 織物協同組合の 創始者と 磯崎氏によって。
産業としての 黄八丈を 養蚕から 流通まで 幅広く 解説。

本場黄八丈

本場 黄八丈

 

 

八丈島について、島の 郷土芸能 について、伝統織物である 黄八丈 についての勉強会

たばこ祭り の演奏の後、そのまま練習したいという声があがりました。

疲労 している人もいるでしょうから、この日は前半を勉強会、後半を 太鼓の練習 にしようということにしました。

八丈島 について、 島の 郷土芸能 について、伝統織物である 黄八丈 についての勉強会。

じっくり映像を 見ながら話をするというのは、初めての試みです。

少しでも島の事を知り、その風土を感じる事が出来たかな?

また知り得た情報はみんなで共有し、お互いに知識を深めていこう、これからも。

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【玉石垣】一個の石を流人がおむすび一個と交換で運んだという

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【場踊り】もともと虫除祭に踊られたものといわれ、中央にござを敷き、その上に茶菓子が置かれ円座を作る。老人の踊り、婆踊りとも呼ばれ、途中で休憩を取って中央のござに座り茶菓をたしなむという。一通りの踊り終わると次の手踊りに場所を譲る。

太鼓 については、名人と呼ばれる方たちの演奏シーンを。
こういう、叩き手がいるんだ!知ることによって自分の太鼓のイメージができてくるかも知れません。
また、昔ながら の 太鼓 と 現代 の 太鼓 の 違いは何なのか?

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【八丈太鼓】昔は小ぶりの太鼓を軒下などに吊るして叩かれていた。太鼓を揺らさないで叩くのが上手いとされていた。

昔は 小ぶりの 太鼓を 軒下などに吊るして叩かれていた。
高度経済成長期、八丈島が東洋のハワイと言われていた頃、吊していた太鼓は観光客などに見せるため移動が可能な台に乗せる事になった。そして時代とともに着付けの大変な着物ではなく、子供たちを中心におまつり半纏に移り変わっていった。

そして足を開いて叩くスタイルは、太鼓の高さを低くしたと考えています。

昔のビデオ機は高価で誰でも持っていたわけでもなく、叩いているシーンが残っていたとしても古い機械なので再生することが難しい。

 

黄八丈については、仲間の一人が黄八丈を8着この日の為に用意してくれました。
どれも素晴らしい織りと染め。
年代も異なり、一度にいろんな織りを見ることができたのは素晴らしかった。
織の違いや色合い、感触を実際に手に取ることができ、非常に貴重な体験となりました。

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【黄八丈】黄八丈は、八丈島に伝わる草木染めの絹織物。 島に自生する植物の煮汁で黄色、鳶色、黒に染められた糸を平織りまたは綾織りに織り、縞模様や格子模様を作ったもの。 Wikiより

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草木染の色合い、絹の質感など実際に手にとって

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